Let's ソーイング第八弾が始まりました〜 アニメ「うぽって」に登場するS学園中等部
の制服を作ります。今回、初めてラインや模様を入れるのが必須になるため研究しました。
最初に頭に浮かんだのが、刺繍です。コンピューターミシンの上位機種になるとパターンを
編集できたりするのもあります。また専用のソフトで好きな画像を取り込んで自動で刺繍
模様に変換してくれるのもあり、楽しそうです。でも、中古の軽自動車が買えるくらいの値段
がして、また頻繁に使用する訳でもないので別の方法を考えました。



色々考えた結果、ヒートカットメディアに辿り着きました。ぺらぺらなシート状になって
いて好きな形状に切り抜いてアイロンで接着する素材です。これなら今ある道具で手軽
に出来そうなので試してみることにしました。スポーツ選手とかのユニホームのマーキング
とかにも使われている素材のようです。

刺繍のようにもこもこしたメディア、蛍光色のメディア、色や厚さもいろいろあって選べ
るので楽しいです。写真は、スカートにラインを入れるのでロータリーカッターでメディアを
切っているところです。デザインナイフでロゴや模様を切り抜いたり、名前を入れたり出来
そうで夢が広がります。



用意したのはヒートカットメディアと生地の他に、アイロン、クッキングシート、温度計
ストップウォッチです。アイロンを使って接着するのですが、推奨温度が150℃でアイロン
の表面温度の細かな設定ができないので温度計で測って調整しました。

クッキングシートは、ヒートカットメディアの上に敷いて生地が焦げたりしないようにして
います。耐熱温度が250℃もあるのでちょうど良いです。ストップウォッチはクッキング
タイマーを使いました。これは、プレス時間を正確に測るために使います。料理の道具
が他の場所で使えて何だか嬉しいです。



テストが上手く行ったので、スカートの生地にラインを入れました。黄、赤色の糸
は、しつけ糸で縫い線と折り線の位置を示しています。プリーツのスカートでヒダヒダの
折り目をつけて行くときに、山(青)谷(赤)が分かりやすいようにしました。裏側からも
見えて手で触って確認もできるので良いです。

スカートの生地にラインが入ったので、いよいよ縫い始めます。
セーラー服の襟にラインと胸に模様を入れるので楽しみです。
Let's ソーイング!


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できるかな!?

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