白色の長袖ブラウスを作り始めました。写真は、後身頃にコンシールファスナーを付けた 状態です。背中が開くと、袖を手に通す際に無理せずに着替えにやさしい仕様になります。 中央で二分割になるので、襟もちょっと工夫が必要です。 |
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今回は、最初から二分割して作りました。片側に重なり合う部分(写真でマシンガン が持っている部分)を設けているのでマジックテープやスナップボタンで左右を固定する ことができます。後から付けようとすると、縫い目を解いたり縫い代の問題などが出て くるので大変です。 |
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2分割の襟の作り方を簡単に紹介しようと思います。写真は、襟の左右を固定する ための重なり合う部分です。表表で重ねて四角形の3辺(一辺は引っくり返すときの ために開けておく)を縫います。縫い終えたら、角を落として(鋭角にするときは必ず) 表に返して袋状の部品を作ります。 |
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出来た部品を襟の表側の端に合わせます。襟端と合わせて固定します。もう片方の 襟を重ね合わせるのでそのときに縫ってもいいです。より確実に固定するために先に 縫いました。 |
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袋上の部品を縫うときは、表表を内側で重ねて裏側を縫っていきます。襟も同様 で表に見えているのは裏側です。 |
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写真は、内側の部品です。襟表ー袋ー襟表でサンドイッチになっているのが分かる と思います。 |
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写真は引っくり返して表にした状態です。袋に袋がちょこんと出た状態で無駄な縫い目 が表に出なくてシンプルで綺麗な仕上がりになります。後は台襟(襟と身頃の首部分を つなぐ部分)を縫い付けて完成です。 |
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襟先はヘンリエッタ仕様に近づけるために型紙を改造しました。鋭角な襟と丸みを おびた襟の二種類の型紙があるのですが、どちらも異なります。そこでヘンリエッタが 着ているブラウスの襟形状に近づくように改造しました。90度に近いこの角度です。 襟だけだと、翼(紙飛行機)みたいですね〜 |
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長袖作りに入りました〜 写真は各パーツを裁断した状態です。カフス付きなので 半袖とくらべて部品が多いです。さて、袖の長さを決めるのに、お姫様に肩から手首まで の寸法を測らせて頂きました。袖のある水平線から、長さを増減して最適なサイズに調整 できます。手作りの良いところで、47cmに決まりました。 |
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写真は、持ち出し部分の位置合わせをしている様子です。位置合わせを大体で 縫い始めると、縫い線に対して上手く縫えても綺麗に仕上がらないことがあります。 なので、自分はアイロンをかけて生地のシワを伸ばしてマチ針で生地を正確な位置 に固定します。そして、しつけ糸で固定してから縫い始めるようにしています。 |
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写真は、スリット部分に持ち出しを縫い付けた状態です。Yシャツの手首のスリット 部分(着るときに広がる部分)です。本格的なのは初めてです。ワンピース作ったとき は、簡易型のカフスでギャザーを寄せて固定しました。今回は、2タック入ってかっこ いいです。 |
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写真は、袖本体にカフスの一面を縫い合わせた状態です。だいぶ形になってきました。 袋状に縫っているので後は、ひっくり返して外周を縫って行きます。 |
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写真は、表に返して、角をつんつんしている様子です。針で外側から引き出すのも いいのですが、生地が傷んでしまわないように内側からヤリのような棒で押し出して います。ここで、BB弾がバレルの中で詰まったときに取り除く樹脂製のメンテナンス ロッドが大活躍します! BBロッド君、洋裁箱に入れられて、まさか、このような使い 方をするとは思っていなかったと思います。 |
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写真は、表に返したカフスの外周を縫っている様子です。点Aの所で方向転換して縫い 始めようとしたところ、進みませんでした。生地が縫い重なって厚くなっている部分で押さえ が傾いてしまい進むことが出来ませんでした。押さえの傾斜を取り除くために、別の生地を たたんで厚さが同じくらいになるようにして、しつけ糸で固定しました。押さえの傾きがなく なり縫いことができました。一つ知恵がつきました! |
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長袖が完成しました〜 主要部品が完成して、次は見頃に袖を付け、ボタンホールを 作っていきます。だいぶ形になってきました。 |
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ブラウスに合わせるループタイを作りました。バイアステープを使って筒状に仕上げて います。左下の写真は、ひっくり返しているところです。リボンだとボリュームが足りず ループだと形状の再現が難しそうなので自作しました。輪っかのサイズや付けたときの 位置が重要になるので、分割して形状を再現しました。簡単そうに見えて、結構時間が かかりました。 |
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シャツが一段落したので、ジャケットの制作にかかりました。型紙は、ブラウスと同じ シンプルブラウスの型紙を改造することにしました。胸のダーツを無くし、前見頃の ボタンホールも無くし、首からウエストにかけて広がるように斜めにしています。 そして襟がないので、見返しで首周りの仕上げをしています。写真の白い部分は 接着芯です。。見返しの裏側につけてペラペラにならないようにしています。 こちらもお姫様にやさしい、コンシールファスナーを装備しています。 |
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前見頃の見返しにも接着芯を付けています。肩は後身頃(一つ上の写真)と合わさり ます。そうすると袖の所にホールができるので、袖付けができます。外周をジグザク縫い をしているのはほつれ防止です。これをしないと、端から徐々に解けていってしまいます。 |
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袖を縫い付けて、外周を縫ったら完成です。ジャケットは、ブラウスをベースで襟と袖に カフスがないので順調に進みました。襟は結構手間がかかって綺麗に作るのが大変です。 そうそう、ブラウスのときに失敗して2回目で上手くいきました〜 |
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ジャケットが完成したので、ブラウスの仕上げをして行きます。ボタンホールはミシンが 自動で作ってくれるのですが、最後にボタンが入るように中心をあける工程が残ります。 そこで活躍するのが、専用のリッパーです。小ハサミでも代用できるのですが、位置が ずれたり、ボタンホールの縫い目を傷つけたりする可能性があるのでお勧めです。 さくっと、綺麗にあけられますよ〜 |
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ブラウスにボタンを付けて完成です。アニメ「ガンスリンガーガール」の主人公の ヘンリエッタの制服のイメージをできるだけ再現してみました。今回は、原型の型紙を 自分で少しアレンジして形にすることが出来て嬉しいです。 スカートのヒダの数や長さにもこだわっています。ただ、かなりミニスカートなので お姫様が気に入ってくれるかちょっと心配です。でも洋裁トルソーに、スカート、ブラウス ジャケットと段々と形になっていくのを楽しみにしてくれていたようなので大丈夫かな〜 Let's ソーイング! |
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できたよ!
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